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「僕はインポになんてなっていません!
嫁さんに良いとこ見せようと張り切り過ぎてインポになる新婚初夜の旦那の気持ちがわかるって
貴史に言っただけです」
皇紀は眉をひそめて僕を見てため息を吐いた
「やりたい盛りの男子高校生の発想じゃないよな
ホントに大丈夫か?」
「別に大丈夫ですよ
僕には僕のやり方がありますから ご心配なく」
とは言ったものの 特に計画を立てるつもりはない
バカップルを生徒会室から追い出して たまっていた仕事が片付いた時
雪夜が生徒会室にやって来た
「…ひろ先輩…」
ドアの隙間から雪夜が部屋の中をのぞいている
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