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「雪ちゃんいらっしゃい」
僕が手を広げるとタカタカと走って僕の胸に飛び込んで来る
「今日は黒ウサギですね
とても可愛いですよ」
黒いウサギ帽子をかぶって僕を見上げる雪夜は たまらなく可愛い
いや何かもう愛しいとまで思える
「課題は終わりましたか?」
はいと黒耳が動く
「お泊まりセットは?」
ここにあると足元のバックを指さす
「では僕の部屋に行きましょうね」
雪夜を連れて僕の部屋に入って行くと
雪夜が僕の手を引っ張ってベッドへ連れて行く
「雪ちゃん?」
ベッドに乗った雪夜にしがみつかれて そのままベッドに押し倒された
「……ひろ先輩…僕と……」
雪夜の言葉が途切れて
僕の胸の上で雪夜が泣き出してしまった
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