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「・・・」
お父さんは何も言わずにただ蓮の言葉を聞いていた。
「あなた!?」
公園の入り口にいたのは
「と、登子!」
息をきらしたお母さんだった。
「あなたどうして・・どうして戻ってきたの!?」
お母さんもやっぱりお父さんのこと、怒ってるのかな?
「やっと安定したんだ。だから・・・」
「バカ!戻ってきたらあなたのために借金を返した私の行動が無駄になるじゃない!」
「え・・・」
お母さん、分かってたの?
お父さんが私達のために姿を消したって。
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