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本棚に追加「そ、そんな事出来るわけないでしょ!?良いから早く返してください!」
「へぇ・・。あんた、生徒手帳も拾ってやったし、ナンパ男からも助けてあげたのに何の礼もなし?それってかなり薄情じゃない?」
意味分かんないし!
ちょっとでもカッコイイと思った私が間違いだったわ!
でも・・・
「キスすれば・・返してくれるんですか?」
「もちろん♪」
こんな奴にファーストキスを奪われるのは嫌だけど、生徒手帳がないのは困るので仕方なくキスする事にした。
「・・・分かりました」
私は勇気を振り絞って、顔を近づけ・・
チュ…
そっとキスをした。
「さ、キスしたんだから返してよ!」
「・・・ま、まぁもの足りねぇけどこれで勘弁してやる。ほらよ」
あれ?
なんか顔赤い?
「ねぇ、顔なんか赤いよ?熱でもあるの?」
私は返してもらった生徒手帳を鞄にしまいながら聞いた。
「う、うるせぇ!と、とにかくこれで終わりだ!」
大きな声を上げて、走って行った。
何なの?
あの人。
「あ、俺同じクラスの大塚蓮ね♪覚えておいて」
曲がり角を曲がる前にその人は、満面の笑顔を私に向けた。

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