プロローグ

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プロローグ

『遠いな。』 『え、なんか言った?』 チラッと不思議そうな顔をする友人を見るが反応せず。 本当に遠いのだ。 手が届くはずなのに、つかめない。 背中すらみ、見えない。 『くそっ、青いな。』 雲一つない青い空を見上げながら悪態をつく。 遠くから名前を呼ぶ声が聞こえる。 ふぅ、私は一息ついて呼ばれた体育館の方へ走っていった。
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