浮気と浮気

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「お前はオレのだっていったろ?」 冷たい賢二の声が耳もとで聞こえる。 その声に『ゾクッ』とした。 「百合華はオレの。オレから離れられる訳ないだろ?」 そう賢二は言いながら、私の下着を器用に下ろし・・・前戯もないまま挿入してきた。 されるがまま、身体を弄ばれる。 心は拒否しているのに身体は賢二を受け入れる。 馴らされた身体は快感を覚えている。 そして、快楽を求めて自ら懇願する。 『欲しい』 身体が賢二を求めてしまう。 どんなに心が拒絶をしても習慣とは恐ろしい。 賢二によって開拓された身体は拒絶などしないんだから。
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