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生徒6:書いていて、登場人物のバリエーションがいつも少なくて。
男性が出てくるといつもアタフタしていて、女性が出てくるとドSっていう設定なんですよ。
それしか無いっていう……。
石田:それ、結構大好物なので、パターンとして1個あるといいと思うけど。
ドSの人を作ったら、逆に違う人を作ろう、みたいなことは思わないの?
生徒6:書いているうちに、ストーリー展開もその人用になってしまって。
違うのを書いていると、なんだか嘘書いてるな、みたいな風に思ってしまって。
石田:そこでひとつ、悩むことがあるんです。
例えば今言ったようなドSの女の子と、アタフタしたMの男の子とっていうパターンがあるじゃない?
これが、もし例えばシリーズ物になって出したとします。
そうすると読者は延々とこれを求めて、もしさっき言ったように違うのを書くと、読者はああこの人変わってしまったし変だなって言われるんです。
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