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帰る準備をしていると雄大が入ってきた。
「帰りにマグ買って帰ろうな。」
そう言いながら着替え始めた。
「…うん。」
手を繋ぎながら歩く。
「寒くないか?」
「…うん。」
「なんか元気ないぞっ。どうした?」
雄大が亜季の顔を覗きこむ。
「…何もないよ。
マグの事考えてたんだよ。」
「ふぅ~ん。」
雄大は頭を掻きながら歩いた。
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