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後ろから覗き込んだ。
「見事に真っ黒だね。」
「あぁ。やっちまった。」
…誰のせいだと思ってんだよ。
「あのさ、お前に聞きたい事があるんだけど。」
「…え?」
「あのさ。あつ」
言いかけると突然百合が入ってきた。
「良かった!
亜季さんまだいた!駅前のジャンボシュークリーム買って来て!
もちろんイチゴクリームのやつ!!」
百合はお金を渡すと厨房からいなくなった。
「ごめん。話って何?百合さんで聞こえなかった。」
「早く駅前行って来いよ。あそこは並ぶぞ。」
「じゃあ、後で!」
亜季は上着を片手に出ていった。
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