雄大と敦

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「ダメだよ!私達、終わってるんだよ。」 「じゃあ、どうして部屋にいれたんだ?」 「それは…」 答えられずにいると敦の唇が重なった。 離れていく唇を見ていると 「俺には亜季しかいない」 「…簡単には決めれないよ…。雄大…彼はどん底の私を優しく立ち直らせてくれたから…」 「亜季の気持ちが決まるまで待つから。前みたいに逃げたりしない。」 敦の言葉に気持ちが揺れた。
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