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「なっなんだよ!こんな店、もう来ないからなっ!
ブース!!」
男はそそくさと逃げて行った。
「ブースだって。」
「弱い犬ほどよく吠える。」
「お客さん1人減っちゃたね」
「あんなのは客じゃねぇ。お前狙いじゃねーか。女口説きたいならキャバクラ行けっつーの。」
「…ありがとう。助けてくれて。」
「男として当然だろっ!」
雄大は亜季の頭をポンッと叩くと裏に戻った。
―チクリッ―
胸が傷んだ。
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