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「やっと歩けるようになって良かったね」
美智子がお見舞いに来ていた。
「明日、退院なんだよね。
長かった~。
やっと家に帰れる。」
そこに雄大が入って来た。
「美智子さん、こんにちは。
明日、退院だろ?
俺が手伝いに来るよ。」
真っ直ぐな瞳で亜季を見つめる。
「あっ大丈夫ですよ。
敦が…彼氏が手伝ってくれるので。
雄大さん、毎日来てくれてありがとうございました。」
亜季は頭を下げた。
美智子が雄大を見ると固まっていた。
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