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あと、コハルとケイの関係を繋ぐピアノ。
これに関しては、私がピアノを7年ほどやっていたので、その経験を踏まえて。
ケイの演奏スタイルは、おこがましいけれど、有名ピアニストのスタニスラフ・ブーニンをイメージして描いています。
ショパンコンクールでブーニンが優勝した時の個性的な演奏に凄い衝撃を受けて「この人凄い!」と心が揺さぶられたのを、今でも鮮明に覚えています。
だから、ピアニストと言えば、どうしてもこの方が私の頭に一番に浮かびます。
私は、大人になってピアノを全然弾かなくなっていたんですけど、娘が習うようになって、時折鍵盤を触ると懐かしい思いに駆られます。
嫌なことがあるとピアノを弾いて、雑念を払ったりしてました。
ま、ケイのピアノは邪なので、雑念だらけってことになりますけど(笑)
ケイの「子犬のワルツ」のイメージを知りたいと思った方は、ぜひブーニンの「子犬のワルツ」を聴いてみてくださいな。
さて、サユとセツ。この二人は、コハル&ケイ編へ組み込むためにプロット等を見直した結果、当初の名前さえも変えました。
最後のオチを活かすためには、章ごとのサイドチェンジが重要だったので。
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