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純文学って、多分、人生について思い悩む多感な時に読んだほうがいいですね。
感受性も豊かだし、素直に物事を受け止めるっていうか…
年取ると、肝っ玉が太くなって『人生どうにかなる』って開き直ってくるからダメだ(笑)
さて、脱線ばかりしてしまいましたが、作品の内容について。
実は、最後のオチ…透子の3行のラブレターは執筆途中に思いつきました。
だから、最初はあくまでも、白い手紙=秘密ってだけで、ラストまで考えてました。
でも、『ハツコイ~』でミステリ要素をちょっぴり入れたので、この作品にもそんなスパイスを効かせたくて。
3行のラブレター…ほんのちょっと言葉を変えるだけで、意味合いが変わってくるから日本語って面白いですよね。
んでもって、シンの返事の10文字は結構悩みました。3行の返事だから、簡潔に一言にしたくて。
それも本が絡んだ話だったから、口から発する言葉ではなくて、文字には文字で返事というのにこだわりました。
シンの気持ちがストレートに伝わるように、数パターン考えましたね。
で、採用したのが『オレのそばならいいよ』という10文字。
考えた時、全部ひらがなだから、ちょっと頭悪そうかなっとも思ったんですけど(笑)(だから、『オレ』だけカタカナにしました)
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