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急いで部屋着に着替え、財布を手にして玄関へと向かう。 しかし、着払いの荷物とは一体・・・? 送料を私が負担しなければいけない荷物など全く覚えがなかったのだ。 タオルドライのみの状態で放置された髪からはぽたりぽたりと水が滴る。 だけど髪の毛を乾かしている余裕などないから仕方ない。 私はシャワー上がりのまま、静かに玄関のドアを開けた。 「・・・!?」 どうしよう、体が動かない・・・。 何故彼がここに立っているの・・・?
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