第1章

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そう言ってジョバンニは消えた。 僕は右手に残った切符をまじまじと見た。 そして、それを机の引き出しに入れた。 いつか捨てようと思って。 その日から数十年の月日が流れたが僕は未だに銀河鉄道行きの切符を持っている。
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