天使の甘言

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おれは憤りを、胸にたぎる想いを何かに打ち付けたくなった。 「もしもし、警察の方ですか? あの、変質者がいまして、はい。○○町のですね、川原付近なんですけど。はい。西中学の近くです。あ、たぶんレイ……」 通報を終え、おれはもうここへは来ないと胸に誓った。
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