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「ん…」
朝か…
おはようございます、洋平です。
昨日はあの後、大地くんの描いた絵をじっくり見せつけられました。
お、男同士でも、あんなこと、出来るんだ…
はっ!僕は朝からなんてことを考えてるんだ…!!
ブンブンと頭を振り、煩悩を断ち切る。
顔洗ってこよう…
ベッドから降り、洗面所へ向かう。
少し大きめのスウェットは、足首でくしゃっとたまっている。
今日は着替えなくていいやー…
蛇口をひねり、手に水を掛ける。
それにしても、大地くん、絵の内容は別として…すごく絵うまかったなぁ…
今度僕の普通の似顔絵描いてもらおうかなぁ。
手に貯めた水を顔にかける。
冷たい。目が覚める。
ピーーーンポーーーン!
「!?」ビクッ
こんな朝早くに…誰?
ま、まさか、…いや、そんなわけないよね。大地くんがそんな非常識な人なわけー…
ドンドンドンドン!!!!
「よーへーい!大地だよ!おっはよー!ね~締め切りちかいの~お願~いデッサンさせてええぇ」
ドンドン!!!!
…。
いやぁぁぁあぁぁ!!!
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