第5章

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『…どうしてここが…』 私は屯所の中の自分の部屋に 寝かせられていた。 『人間どもの気配を辿ることなど容易だ。』 風間さんは窓枠に腰掛けて呟いた。 『…あなたは…』 まるで自分は違う生き物だと 言わんばかりの台詞に私は口を開く。 『体が消えそうになったか…。』 『…っ!どうしてそれを…っ!』 風間さんは全てを見据えて いるかのような瞳で私を見下ろした。 『俺たちはこの時代で死ぬことは叶わぬ身だ。』 低く淡々とした口調で話し始めた。 .
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