第1章

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私はタンスから適当な服を出した。 タオルで髪や体をある程度拭いたら、 紺色で七分のシャツに着替え、 靴下を脱いで白のハイソックスにはき替え、 黒の膝まであるスカートをはいた。 髪はまだ少し湿っていたから、ヘアゴムでポニーテールにしておく。 びしょびしょになったタオルや靴下を白色のカゴに入れて 部屋の外に置いておく。 すると女中がそれを洗濯してくれる。 濡れてしまった制服はとりあえずハンガーに掛けて 壁にあるハンガー掛けに掛けておいた。 乾いたらあとでファ●リー●でもすれば良い。 ……ふぅ。ある程度するべきことは終わった。 さて、何をしようか……? 「あ、カバン!」 カバンの中身を確かめなくては……。 ガサゴソとカバンから教科書やノート、本や手帳などを出す。 何冊かは少し湿っていた。 まぁ、少し乾かせば大丈夫そうだ。
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