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二件目の被害者は、あそこの宮本宮神社で見つかっているようだ。
これは二十五歳の男。
現場の絵を見る限り、全く同じ手口で殺されている。
糸でグルグル巻きにされて、体のあちこちを食いちぎられているようだ。
この男にしろ、今日の被害者の男にしろ、あの神社で何をしていたのだろうか。
現場にはかなりの血が流れていたので、別の場所で殺されたわけではなさそうだ。
だとすると、あんな境内の奥の雑木林まで自分の足で行ったことになる。
何のために?
神社の遺体発見者は二回とも神主のようだ。
毎朝、雑木林の中を草刈りしているようで、その時に見つけたと書いてある。
雑木林で見つかった二人の男。
そして全然関係ない出会い茶屋で見つかった男女。
被害者の年齢や性別もバラバラで特に共通点がない。
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