第十章 夢鳥流忍者

46/201
4180人が本棚に入れています
本棚に追加
/1534ページ
何もないただの道が真っ直ぐと続いている。 そうだ。 この道は確か、クモ女の事件の時に外を見張っていた岡っ引きが数人殺された場所でもある。 角の先の道へと進み、何となく神社の中の木を見つめる。 岡っ引きがここの木に首を吊られてユラユラと揺れていたのだ。 白昼であるにも関わらず、そこに佇む大きな樹木が何とも不気味にそびえたっているように見える。 その隣の木には、数人の岡っ引きが糸でグルグル巻きにされて、張り付いていたな……。 異様な雰囲気の中俺がボーっとその木を見つめていると……
/1534ページ

最初のコメントを投稿しよう!