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そして試合当日。
みんな学生が多いので、しっかりと勉学に励んで夕方からの決戦だ！
おれは車でベンスケとカズを乗せて、集合時間より少し早めに試合が行われる公園へ向かった。
「サイド空いてるぞー！」
「一対一！勝負！」
「シュート打たせるなよ！」
響きわたる鬼コーチの声。
ちびっこたちが練習試合をやっている。
「これの後ってこと？」
「どうだかな…。」
「キムコーに聞いてみる。」
…電話に出んわ。(--;)
「よし、隅にいる人にちょっと聞いてみるべ。」
「すいませーーん！
ここ何時まで使うんですか？」
「ちゃんと予約しなきゃ使えないよ。」
「…。」
そんなやり取りを見て、さっきのコーチがやってくる。
「お前たちな、見ればわかるだろ！
今は子どもたちが使ってるから無理だ。」
「はい、わかりました。」
「すいません。」
今日の試合どうするんだよ。
せっかく人集まったのに。
「…お前ら、ちょっと待て。」
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