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時間が夜9時を回り、遠藤オウミさんの
女子寮では夜10時には男子禁制になって
しまうので、女子寮の隣にある
男子寮に住んでいる、羽岡マサト君の
部屋へと移動して参りました。
女子寮と男子寮は何が違うか?と
言ったら何も違わない。
ただ、そこに女性の臭いがなく、
ただ男の臭いしかない。
入口から入って、右手に
トイレと洗面所、風呂の建物があり、
正面にはコンロと流し程度の
簡易キッチン。
物干し台が真ん中にあり、脇に
個人の部屋がある。
うん、描写をコピペで済ませたい
くらいに同じである。
羽岡君の部屋は、奥の直ぐ側で
簡易キッチンの隣の部屋と言えば
分かりやすい。
「羽岡さん、遅くにお邪魔しまーす」
羽岡「あれ?なんで遠藤さんまでいるの?」
「ぃゃね、話が長くなったし、内田さん
にも邪魔されたりしてね、飯もまだ」
羽岡「あ、あの人はねー。
要注意人物ですよ。気付かれたら
ヤヴァイですよ」
「マジでよく分かります」
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