もう一人の近藤レイジ②

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時間が夜9時を回り、遠藤オウミさんの 女子寮では夜10時には男子禁制になって しまうので、女子寮の隣にある 男子寮に住んでいる、羽岡マサト君の 部屋へと移動して参りました。 女子寮と男子寮は何が違うか?と 言ったら何も違わない。 ただ、そこに女性の臭いがなく、 ただ男の臭いしかない。 入口から入って、右手に トイレと洗面所、風呂の建物があり、 正面にはコンロと流し程度の 簡易キッチン。 物干し台が真ん中にあり、脇に 個人の部屋がある。 うん、描写をコピペで済ませたい くらいに同じである。 羽岡君の部屋は、奥の直ぐ側で 簡易キッチンの隣の部屋と言えば 分かりやすい。 「羽岡さん、遅くにお邪魔しまーす」 羽岡「あれ?なんで遠藤さんまでいるの?」 「ぃゃね、話が長くなったし、内田さん にも邪魔されたりしてね、飯もまだ」 羽岡「あ、あの人はねー。 要注意人物ですよ。気付かれたら ヤヴァイですよ」 「マジでよく分かります」
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