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「せっかくですが、
あとでいただけますか。
僕、まずは飛鳥さんを
口説き落さないといけないので」
「へ……」
ガコン、と。
芹香の手からジンジャーエールのボトルが転がり落ちて、あたしの膝にことんと当たる。
「せっ、せせせせせ先生!?」
慌てて立ち上がると、先生は退屈そうな目でのろ……とあたしを見た。
その向こうの芹香が、目を丸くしてあたしと先生をきょろきょろと見比べる。
「何ですか? あなたの親友でしょう。別に、いいじゃないですか」
「へ? 何? 再会した途端すんごいスイッチ入っちゃったの?」
「いえ、僕と彼女は5年前にい「わー! わー! わーわーわー!!」
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