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「なあ次は何をやるんだ?」
「次は魔法の使い方です!」
やりたかったんだよなーこう言うの。
「で俺は何が出来るんだ?基本魔法の属性で使えるのを聞いていないからな。基本魔法使えないってオチは嫌だぞ」
「大丈夫です。ちゃんと使えますよ」
「天羽さんが使える基本魔法は火と風です」
うんまあ大体龍化した状態で何か分かってたけどまさかその2つとは…。
「それではまずは火属性の下級魔法で一番使いやすい【ファイアボール】です」
「まずは片手を前に出して【ファイアボール】と唱えて下さい」
言われた通りにやってみる
「【ファイアボール】」
やってみたら直径30cm程の火球が手のひらからでてきて結構なスピードで飛んでいき前方にあった岩にぶつかり破壊した後に消滅した。
「(ほおー凄いですね。初めての人はだせても精々5cm程でスピードも遅い物しか出来ないんですけどね。どこかで習ったとか…いや無いですねそもそも地球には魔法は無いですしね)」
「それでは次は風の下級で一番使いやすい【ウィンドボール】です」
「【ファイアボール】と同じようにやってみて下さい」
「【ウィンドボール】」
先程と同じようにやってみる少し違うのは魔法を出す時のイメージだ。
【ファイアボール】の時は火球をイメージすることでうまくいけただが【ウィンドボール】は【ファイアボール】よりも威力が小さい気がするので回転をイメージしてやってみる。
すると…
今回も岩を目標にしたが岩の薄さも関係するかもしれないが球が貫通した。大きさは先程よりも小さいのが原因の1つかもしれない。
「(凄いですねこれも貫通するのは流石に予想外でしたが風属性の性質回転を重視して出すとは考えて出していたとしたら本当に凄いですよ)」
「それでは次は……」
その後1週間みっちりと魔法を教えて基本魔法は上級を特殊魔法はいくつか出来るようになった。(本来ならこの量を覚えるには最低でも半年はかかるらしい。この身体チートだろ)
「それにしても本当に凄いですね。お世辞じゃ無いですよ」
「さてとやることは後3つ有ります。まずは魔具精製です」
ここで魔具について魔具というのは簡単に言えばオーダーメイドの武器だ性能も各々違う見た目も槍だったり剣だったりと様々ある。これは専用のクリスタルに魔力を流す事で造れるこれを魔具精製と言うらしい。
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