31人が本棚に入れています
本棚に追加
「それではこちらをどうぞ」
フラが単1電池程の大きさのクリスタルを渡してきた。
「これは?」
「これが魔具精製専用のクリスタルです。それでは魔力を流して下さい」
魔力をゆっくりと流す1つの属性だけでなく火属性や闇属性等も流すとクリスタルの形状が変化しアメーバの要な液体が浮かんでいた。目の前に……て言うかあの小さなクリスタルから液体ができるってどういう事!?質量とかその他諸々どうなっているんだよ!
ちなみにその事フラに聞いたら「さあ」と言っていた。
……まあいいや。
俺は液体を持って見ると頭の中に声が響くように聞こえる。
『初めまして主、私は貴方の武器、形状変化魔具【黒水】です。私の能力は全部で3つ、1つは例外は有りますがあらゆる物に形状変化が可能です。2つ目は私を使っている間は全属性の魔力が使えます。3つ目は形状変化した際に材質変化が出来ます。何かあれば私の名をお呼び下さい』
そう言うと頭に響く声は無くなった。
「それでは早速剣術と銃の練習です。ナイフでも太刀でも何でも使えるようにします。あの抜刀術が得意な人斬りが使う流派も青いタヌキロボと一緒にいるメガネ並の射撃を覚えるのも夢じゃ無いです!」
「お前これ以上ネタ増やすの止めろよ規制がどこも厳しいんだよ!それにタヌキじゃ無くてネコだ!」
「そんな事関係無いです!」
「関係あるわーー!」
その後2週間剣術と射撃を教え込まれあれも出来るようになったこの身体本当にスゲー
えっなに時間跳ばし過ぎだって?修行パートって以外と漫画だと出ていてもほんの僅かだしもしくは割愛していますから。
そしてどうやらこの魔具を完璧に使いこなす事が3つやる内の1つだったらしく残りは1つ
「なあ最後は何をやるんだ?」
「最後は使い魔の召喚です。あそこに専用の魔方陣を出して置いたので早速魔力を流してみて下さい」
「分かった」
魔方陣に両手をつくような感じで魔力を流すかなり魔力を吸いとられ魔力が枯渇すると思った時魔方陣がひかり一本の光の柱ができるそれが解けるとそこにいたのは
全身が黒い毛に包まれた3つの頭に1つの胴体、4本のしっかりとした脚をもった大きな獣
それは……
地獄の番犬ケルベロスだった。
最初のコメントを投稿しよう!