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あとがき
このあとがきは懺悔である。
小説の長さを決めるのは作者ではない。
ましてや編集者や応募規定などであるはずがない。
小説の長さを決めるのは小説自身である。
一つ一つの言葉の選択、句読点の位置、漢字にするかひらくか、それらをギリギリまで吟味して完成された作品の長さが7777字だったとしたら、そこから一字欠けても、一字増えても、その作品は本来有るべき姿を歪められていることになる。
今回私は8千字から5千字まで削った。
無茶である。
結果、読むに耐えない駄作になった。
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