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本棚に追加「凄く好きな人だったから凄く幸せを感じた」
「幸せを感じるの? 痛いんじゃないの?」
身を捩るほど、叫ぶほど、痛いとか聞いたことがあるけれど。
「痛いよ。でも痛いより幸せを感じる」
その言葉通り、美波はやさしい笑みを浮かべているけれど、『痛いけれど幸せ』って。
「意味がわからない」
「あはは、実際に体験しないとわからないのかも。ほんとに好きな人で、相手も大切に想っていてくれれば、痛くても気持ちは温かくなる」
「そういうもの?」
「うん。美耶はさ、綺羅くんと触れ合ったりキスしたりしていて、身体が熱くなったり、“たりない”とか思ったことはないの?」
そう訊かれて、綺羅とのキスを思い出してみる。

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