第2章~杯(さかずき)~

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某海軍基地司令執務室 提督「今日の業務、終了。」 提督、書類を揃えて鞄の中にしまい立ち上がる。 提督「帰るか…」 隼鷹「提督ー!お疲れさん!!」 隼鷹、ノックなしに司令執務室へと入り込む。 提督「隼鷹、既にアルコール入ってるか?」 隼鷹「えっ、の…呑んでなんかないよぉ?し、シラフだよ!?」 隼鷹、慌てて否定する。 提督「本当かな?」 提督、隼鷹の顔と首筋に顔を近付ける。 隼鷹「て、提督~…その、照れちゃうんだけどさ…///」 隼鷹、赤面顔。 提督「ま、シラフのようだな。」 隼鷹「だ、たから言ったじゃないか…」 提督「じゃあ今夜は俺の家で飲むか?」 隼鷹「おお!良いね~!!」 提督「じゃあ装備外して、車に来い。五分以内でな。」 隼鷹「ガッテン承知!」 隼鷹、提督執務室を出る。 提督「…俺も甘いな。」 提督、執務室に鍵を掛けて車へと向かう。 駐車場 隼鷹「提督!運転よろしく!!」 隼鷹、助手席に乗り込む。 提督「元々俺のだがな…ところで、飛鷹はどうしたんだ?流石に、飛鷹の説教は喰らいたくないぜ?」 隼鷹「大丈夫大丈夫!金剛から教えて貰った、ブランデー紅茶飲ましてグッスリだからさ!」 提督「隼鷹…」 提督、隼鷹の飛鷹対策に呆れる。 提督「まあいい。行くぞ。」 隼鷹「とばすぜ!ヒャッハー!!」 提督「本気で飛ばすぞ?」 隼鷹「え?いや、その…本気で飛ばさなくていいですから…」 隼鷹、提督の本気に動揺する。 数十分後、提督の自宅に到着。 整備ガレージ兼自宅 提督「じゃあ二階に上がって風呂でも入ってくれ。」 隼鷹「提督はー?」 提督「車(こいつ)に燃料入れてからだ。」 提督、携行缶を取り出して車に給油をする。 隼鷹「うーん…このガレージ、見て回りたいけどいいかな?」 提督「?…まあいいけど。」 隼鷹、ガレージを見て回る。 数分後… 提督「隼鷹!給油終わったから、上がるぞ?」 隼鷹「オッケー!」 提督・隼鷹、二階へと上がる。
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