82人が本棚に入れています
本棚に追加
/77ページ
愛里から詳しく話を聞いてみると、スタジオが入っているビルの窓から偶然りくを見かけ30分程一緒にいたらしい
その時、りくに『彼女じゃない』と断言されたのがショックで泣き腫らした……って?
「ずるーい、何で愛里ばっかり!!」
「え?」
「何でりくに膝枕なんてしてるのよ?」
「え?あ、あの…だって、りく君怪我してて…眠いって…だから、その…」
「そういう時は私に連絡くれたっていいじゃない!?」
「ええ!?だってマナちゃんレッスンが…」
「そんなの仮病でも使って帰るわよ…眠ってたなら寝顔、見放題じゃない…いーなー」
愛美は頬っぺたをプゥと膨らませた
「で、でも『彼女じゃない』って…」
最初のコメントを投稿しよう!