7人が本棚に入れています
本棚に追加
ある暗闇の中で目覚めた。
「ここ、どこだろう?
確か海に飛び込んだんだけど……
海の底か!?
……いや、もしかして助けられたのかも……」
女は辺りを見渡し考え込む。
そして、そこに足音が響いた。
カツーン、カツーン、カツーンと一定の響きが伝わる。
音はどんどん近付いてきた。
カツン
そして、女の近くで音は止まった。
ランプが灯され、1人の男が立っているのが分かった。
「お前は、蓮水 雪夜だな。
主の命に従い、お前を迎えに来た。」
男はそういうと、女こと 蓮水雪夜を連れて行った。
最初のコメントを投稿しよう!