始まり

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連れて行かれた先で、雪夜は「自分は死んで、なおかつ今、地獄にいる」という事に気付いた。 案内人風の男が部屋に入る際、「閻魔様」と言ったのを聞き逃さなかったのだ。 雪夜「私、いつ三途の川を渡ったんだろ?川を渡った記憶がすっぽり無いんだけど……」 そう思いながら、恐る恐る顔を上げて見ると、雪夜は驚いた。 雪夜「えぇーっ!!これが閻魔様!? 若っっ!!!!!」 閻魔大王の美形っぷりに驚いて、思わず声に出してしまった。 そんな雪夜の姿を見た閻魔様は笑っていた。
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