プロローグ

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「私が悪かった。反省しているから無視だけはやめてくれ。無視というのは人間がなせる攻撃の中で最も残酷なものだから……」 何かずっと言っているがさっさと帰りたいから駐輪場まで急ぐ。 5分後― 「……とういわけで無視は最大の攻撃なのだ。わかったか?」 「帰るから早く後ろに座ってくれー」 「あ、はい」 バイクに跨りながらヘルメットを渡す。幼馴染みは素直に受け取り、ヘルメットを着け始めた。
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