【あとがき】

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【あとがき】

あとがきというより作品補填になります。 作中のエジソンが構想したというSF小説は、『不思議の国のトーマス』というものです。 これは名前が恥ずかしかったので書けませんでした。 コナン・ドイルがアメリカに渡ったのは1922年4月末だと思われます。 ドイルがアメリカを訪れたのはこの時のみです。 作中で出てきた『コナン・ドイルの予言』ですが、晩年に『人類の大部分が滅びる間の自然の激動の期間』と題して遺しています。 内容は良くある終末的な予言ですね。 作中ではエジソンは心霊主義懐疑派として書かれていますが、オカルト通ならエジソンが『霊界通信機』を開発していたのはご存知かと思います。 そしてコナン・ドイル、この御仁もバリバリの心霊擁護派で、妖精写真で有名な『コティングリー妖精事件』を本物と断定したり、奇術師フーディーニに騙されやすい人物と評されたりしています。 エジソンとドイルの死亡時期が近かったのと、同じような結婚遍歴、そして心霊主義への取り組みも併せて、このような短編を書きました。 歴史的事実と信じてくれるなら、書いた甲斐があり嬉しいです。
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