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直「ソウルエッジボーイだったんだ…」
千「えっ…!?嘘でしょ…?冗談ならやめてよ…」
日「本当だよ、千晃」
千「なんで…!?」
末「直也の場合は仮恋の相手を選んでいる…」
千「仮恋…」
日「偽恋と同じ意味で、キスもしない…ただ手を繋ぎ、何処かへ連れていくだけの関係…。相手がそれ以上を求めるか、直也が飽きたらそれで終了…」
千「直也君が…?」
直「ごめん…でも、仕方がないだよ…女の人を本気で愛せないだよ…」
千「…嘘でしょ…」
末「てか、お前は恵まれてたよ!今日という日まで知らなかっただから」
千「なによそれ!!」
西「持ってきたよ!!」
千「西子ちゃん!!」
西「あっ!千晃ちゃんいらっしゃい♪」
千「それに、このレターだよ…」
日「全部俺ら宛のレターだよ」
千「あたしの友達まで…」
末「昨日、俺が言ったこと覚えてるよな…」
末「“真司郎に感謝しろ…”」
千「あれどういう意味なのか、解らなかったけど…」
末「お前は真司郎に守られていった!!だから、こんなこと知らなくてよかったんだよ!!てめぇーが真司郎を避けるということは恩を仇で返すのと同じことなんだぞ…」
千「そんなのあたしには関係ない!!」
末「お前…」
千「何があっても女の子を傷つけることは許されない」
直「千晃が思ってるよりも傷ついてないよ?」
千「えっ?」
日「このレターの子、全て過去にやった子ばっかなんだ…」
千「…ッ!?」
末「一番の親友である宇野は真司郎にレターを送った…」
千「実彩子はなんで…」
日「俺ら4人でもそれぞれタイプが違う…俺は全てを受け入れるし、直也は仮恋の相手を選んでいる、秀太はキャラで接しているから相手を選ぶし、真司郎も相手を選んでる…」
直「宇野ちゃんのは、真司郎のこと好きみたいだし…最初は真司郎も話し合いで済まそうと思ってたと思うよ?まあ、誘われたら拒むような人じゃないけど…」
千「一番許せない、あたしが知らない真ちゃんがいったってことかもしれない…」
西「仕方ないわよ!!千晃ちゃんが許せないぐらい真司郎が好きってことなんだから…」
千「西子ちゃん…」
西「よく頑張ったね」
千「ありがとう…」
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