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「にぃ……起きて……」
耳元で囁かれる透き通るような声に俺は起こされた。
まるで、神☆ヴォイスと言わんばかりの天使の囁きだ。
あぁ……俺死んだのか……
その囁きに俺は、身を任せるように再度眠りに落ちて行った。
「にぃ……」
まだ声が聞こえる。
どうやら俺は死んでいなかったようだ。
死ぬ前に自分のパソコンの秘蔵ファイル消さないと。
そんなことを考えていると、不意に自分の体を揺らされ、
「にぃ………起きっ…てっ…!!」
「うわっ!!」
ベットの下に落とされた。
さよなら僕の睡眠。
こんにちは僕の部屋の床さん。
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