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「にぃ…やっと起きた……」
「おぉ。おはよう我が愛しの妹よ。今日も可愛いぞ～」
そうやって妹の頭を撫でる俺こそが大神渡(おおがみわたる)
生気のこもってない目にクマ、ぼさぼさの髪。
高校1年。童貞。シスコン。コミュ障。ついでにFriend/0
そして、頭を撫でてもらいながら、満面の笑みで俺にひしっと抱きついているこの世界一可愛いロリっ子こそ俺の妹。
大神茜(おおがみあかね)
黒髪ロングに兄貴と違って生気のこもった大きな目。
身長は未だ150cmまでない、人形と間違えられるレベル。
小学5年。処女。ブラコン。コミュ障。よって友達少数。
大体妹の方が兄貴よりスペック高いってどういうことなのん……
にゃんぱす～
ついでに言うと、俺と茜は血の繋がっていない兄妹だ。
父親の再婚相手の子どもだ。
なんなら結婚できる。
やったね渡君！希望が増えるよ！おいばかやめろ。
だいたいそんな感じだ。
「で、何で起こしに来てくれたんだ？何かあったか？」
「にぃと…一緒にいたかった……だめ……？」
「イイに決まってるじゃんか可愛いなチクショーー!!」
茜が可愛すぎてヤバイ。すごくヤバイ。どれだけヤバイかというと茜が可愛すぎて俺が悶絶死するレベルぶひぃ！！
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