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「でもな茜。今日は土曜で、しかも今はまだ10時だぞ?にぃはもっと寝てたかったんだが」
あと2時間は寝ていたかった。
なぜなら昨日、俺は夜中まで起きてゲームをしていたからだ。
もちろんギャルゲーだけどな!!
この世にギャルゲー以外に楽しいゲームなんてあるもんか!!
年上のお姉さんにえっちいことをされ、年下の女の子に甘えてこられたり幼馴染といちゃいちゃして……
日本の二次元愛に脱帽するまである!!
「じゃあ…にぃ……茜と一緒に……寝る……?」
なん…だと…!!
俺は戦慄した。
この世にこんな可愛い妹と一緒に寝るというイベントがあっていいのか……!!
「あぁ。そうだな……」
俺は茜の肩に手を乗せ、ベットに押し倒した。
肩に乗せた手からは茜の体温が伝わってくる。
「あっ……にぃ……」
雪のような真っ白な頬はわずかに赤く染まり、張りのあるピンク色の唇からは微かな呼吸が漏れる。
「にぃ……来て……」
「あぁ。茜……」
俺は茜の横に寝て、頭を撫でる。
「にぃ大好き」
「俺もだ。茜」
そして俺は茜の唇にキスを……
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