第1章

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「―くんかっこいいねー!でも彼女いるんだよね――― 恋って、大変。 恋は、付き合ってない人にしないといけないんだ。 そう。駄目なんだよ。 あれ?こんなこと誰が言ったんだろ。 エジ〇ン? ガリ〇オ? 違うか。 ま、いっか。 私には、関係ない…し。 関係ないから。 * んー。 瞼が重い。 「ん。今……。何時…?」 7:50 「まさかぁー。」 7:51 増えた… 「嘘ぉー?」 遅刻。 いつもはもっと早く起きれ… てないな。 いつもと同じ朝がきた。 とりあえず、遅刻は免れたい。 食パンを食べ… る暇もなく家を飛び出した。 その目的は…。 憧れの先輩とお話するたm…… 憧れの先輩を後ろから眺めるため。 ん?ヤバい? よく言われる。 ストーカー未遂なんだよねぇ。 一年生の時からこんな感じだから癖が抜けないって言うか。 ぁ、自己紹介してなかった(笑) すみません。 ぅん!(咳払い?) 私は伊田紫織。いだしおりと言います! 中学二年!中二病! 好きな食べ物はホイップクリーム! よろしく! と、まぁこんな感じ… っ先輩! あれは、根岸廉(ねぎしれん)先輩。 ひとつ上の三年生で、バスケ部のキャプテン。 勉強が出来て、運動神経も良くて、顔立ちも綺麗。 でも、なんといっても! 小さい背と、声変わりと中の声! 可愛すぎます! かわいすぎます! カワイスギマス… 毒だわ… 「紫織ー!おはよー。」 後ろから聞き覚えのある声。 「ん。おはよ、レン。」 え?!レン!?(*゜Q゜*) と思ったそこのあなた! そう、あなたですよ! 違いますよ。 レンはレンでも、先輩じゃないです。 彼は上野恋。(うえのれん) 私のクラスメイトです! 「紫織ー何してんの?ボーッとしてたら遅刻するよー?しかも会長チェック表持ってるし。」 会長とは廉先輩のこと。 生徒会長なんです。 この時間帯だと会長の周りには誰も居ないし、全身見放題! って、え? 「チェック表…?」 思わず声に出ちゃった! 「そうだよー。月1の登校チェックだよ!俺もう行くからね?」 ―キーンコーンカーンコーン…… 「はーい。今門の外にいるやつ遅刻なー。会長のところでチェックしろー!」 うわーん(泣) 説教だ…。 あんのハゲジジイ! 最悪だ…
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