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「まずは何処にいこうかしら・・・。それにしても、ホント汚い服ね・・・アレギノスにはお仕置きが必要ね・・・。お腹も減ってきましたわ。やっぱりお城に戻ろうかしら?」
1人で飛び出したにも関わらず、その事にも飽きを感じてきたハーキュリーはお城に戻る事にした。しかし・・・。
「わ、わかりませんわ!ここはどこなのかしら?」
ハーキュリーは道に迷ってしまった。
「まさか・・・迷ってなんてないですのよ!わたくしだけでも戻れますわ・・・。」
その後、ハーキュリーは1時間ほど街を彷徨い、空腹と疲れで座り込んでしまった。
「どうすればいいのかしら・・・このままじゃ・・・アレギノス、お父様・・・。」
「どうしたんですか?迷ったんですか?」
「お、遅いわよアレギノス!!もっと早く気づきなさいよ!」
ハーキュリーが振り向くとそこには執事のアレギノスではなく1人の人間が野菜を持って立っていた。レイトである。
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