薄情猫

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ある晴れた日のこと。 テラス席で 仕事をしていた俺が 席を立ったあと。 「ん……?」 戻ってくると テーブルの上の書類に カップが置かれていた。 注文していた紅茶かと 思ったのだけれど。 実際席についてみれば カップは空だった。 そこにポットを持って 現れたのが ホールスタッフの奈々緒だった。
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