薄情猫

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美しい容姿をしながらも 華やかさを殺し 控えめにある彼女からは 想像できないような 下品なセリフだったから。 それでも俺の 気持ちは変わらなかった。 「そういうことなら 喜んで」 俺は笑って 彼女の手をとり その指先にキスをした。 この時はまだ俺も 遊び半分な気持ちでいたと思う。
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