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口を割らせるのは
非情に難しく
骨が折れる作業だ。
それでも、
彼女がここへ
1度訪れたことが
あるだけの俺の元へ
ふらりと現れたくらいだ。
頑なに俺の
プライベートに関わることを
避ける彼女が
そんな変化を
見せるほどの何かが。
彼女の中にあるのだろう
ルールを破らなければ
ならないほどの何かが。
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