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「それとも、一緒に入る?」
「え?」
「洗ってあげようか?
か、ら、だ」
「大丈夫です!大丈夫!一人で大丈夫ですから」
たぶん、真っ赤になってると思う。
かーっと熱が集まるのを感じて急いで答えた。
コウさんは余裕のオーラで微笑んでて、なんかすごく悔しい。
口を尖らせて睨んでみたものの、またバスルームまで運ばれて、スルスルとドレスを脱がされる。
下着だけの姿で痛む足を浮かせながら、バスルームから必死で追い出そうとするあたしに、「滑って転んだら遠慮なく呼んでね」と楽しそうに言った。
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