空中戦シナリオ

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7本部格納庫  ブースターユニットを積んだ輸送機が出撃する。 【Bパート】 8戦闘 御堂「本部! ブースターを急いで! 敵は完全な飛行型だ!」 佐神「でも遠藤さんは、完全な空を飛ぶ生き物はいないって……」 御堂「バカなの? 機巧は生き物じゃないでしょ!」 佐神「うっ、それもそうか」 佐神「こっちは、ブースターなしじゃ飛べないのか?」 御堂「ちょっと浮くぐらいならできるけど……。あれには追いつけない」  ブースターユニットが飛んでくる。だが、敵機巧もそれを察知して妨害にかかる。 佐神「来た!」 御堂「敵も来た!」 佐神「マシンガンだ! 弾幕で壁を作って敵の進路を変えよう!」  空に向かってマシンガンを撃つ、敵が逃げた隙に輸送機はブースターユニットを投下、滑空して機巧の背中に合体! 主人公たちも飛びあがる。 御堂「こうなれば、こっちのものね!」  主人公の機巧は、ジェットエンジンを吹かして飛びあがる。空を飛んでお互いを追いかけ合う二つの機巧。 御堂「ミサイル。これなら」  敵をロックオン、ミサイル四発発射。敵は無数のチャフとフレアをばら撒きながら、滅茶苦茶な軌跡を描いて逃げ回り、全てのミサイルが外れる。だが無理が祟ったのか、どこかのパーツが破損。敵はさらに意味もなくグラグラ揺れた後、どうにか安定する。 御堂「くっ、外した!」 佐神「いや、ちょっとダメージが通ったっぽい。次はきっと当たるさ!」  そんな会話を知ってか知らずか、何かを順次投下していく敵機巧、それらは妙な形に変形し、空中に留まる。実はこの謎の浮遊体が、電磁波を発して通信やロックオンを妨害する。  そうとは知らず、主人公機はもう一度ミサイルを撃つが……。 御堂「発射! ……あれっ?」  ロック不可、の文字が明滅。 佐神「本部、本部? ミサイルに不備が……あれ? 繋がってない?」 御堂「どういう事よ」 佐神「まさか、通信妨害か?」
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