第1章

6/20
前へ
/20ページ
次へ
さて、甘えんぼうの長女ちゃん もう4年生になり髪型を気にするようになりました。 少し胸もプクっと… 女らしい体型になってきたように思えます。 仲良くなった友達が髪の毛を染めていて、長女ちゃんが 「おかん…なんで髪の毛茶色くすんの?」と聞いてきました。 「親の趣味?かな…なんで?」と聞くと 「長女ちゃんな、その子に毛ぇ染めたらいいのに。カッコいいのにって言われたねん。」 「ふん。ほんで?どないおもったん?」と返すと 「うち、貧乏やから毛ぇ染める薬買われへんわって言うた!」 …おぃっ!笑 「その子は、それがいいんやったら そのままにしてたらいいねん。 ただ、長女ちゃんはアトピーあるから毛染めやパーマは無理やねんで。せっかく綺麗な黒髪に生まれたんやから誇りに思ってね。 そのサラサラの髪の毛、おかんは大好きやで。」 「でへぇーっ!照れるやん ハズいわ」 …ハズいって 懐かしいなっ! 今でも言うんですね あーっ!ビックリした!
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加