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先生は、『大丈夫。』と言いながら、小さい子をあやすみたいに私の背中を優しく、さすってくれてる。
私は、やっと、落ち着いた。
「私…先生に呆れられたと思って、それで、悲しくなって…」
やっぱり、呆れられたのかな?
「そんなこと、思ってないよ。葵ちゃんは、いつも頑張ってる。先生の授業だって、真面目に聞いてくれてるしね。」
先生…
先生はいつも優しい。
「先生、ありがとう。」
「どういたしまして。」
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