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「まったく!いつまで喋ってるんだろう」
「ホント!付き合ってらんないよ!」
「早くしてほしいてんですけど!」
唐突に声がしたのでビックリし
周囲をキョロキョロと見回した。
少し離れた花壇の縁に
小学校高学年らしき女の子が二人
スマートフォンを弄りながら話ていた。
目はスマートフォンを見たままで、
手を素早く動かしつつ、
先ほどの会話をしていたようだ。
顔が下を向いたままだったので
まさか会話をしているとは思ってもみなかった。
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