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その為授業に集中出来る訳も無く、授業始まり早々 窓の外を眺めている次第だ。
(うーん…
ペコペコー…ペコペコー……)
こんな時はどうしたら良いのだろう。
いっその事、
机の中に潜ませているキャンディでも食べてしまおうか…
(…いや、それは駄目だ。あと40分間の辛抱だ！)
一瞬でもいけない事を考えた自分に喝を入れる。
そうだ、
こんな空腹 大したこと無いのだ。
──────
そのまま暫く空腹に耐えていると、
グラウンドに生える木の陰に、１人の人間が座っている事に気が付いた。
(ん…？あれは……)
よく目を凝らして見てみると、
その姿は見覚えのある姿だった。
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